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宇宙魚W杯2022

■ 「宇宙魚ワールドカップ -2022-」概要  ― 開催期間 12月7日 ~ 12月25日
ユニークな特徴を持つ5匹の魚をサッカー選手に見立て、サッカーコートをモチーフにした水槽へ展示。それぞれの水槽へ取り付けられたパネルには、生体の解説に加え、選手としてのポジションや特徴を構想したコンセプトも記載しました。
中でもイルカのような見た目をした珍しい魚の「ドルフィンモルミルス」が、ボール型のモチーフで活発に遊ぶ姿を目にすることが出来ます。まるでサッカーをしているかのような個性的な魚たちを、この機会に是非お楽しみ下さい。

▼ 実際の展示の様子

▼ 展示する生体の紹介

・ドルフィンモルス
【生体解説】アフリカやアマゾン川などに生息して名前の通りイルカのような姿をしています。古代魚の仲間で食性は肉食寄りの雑食で最大で50センチほどまで成長します。
【選手説明】今大会最も期待のエースストライカー、モルミルス選手。ポジションはフォワード。卓越したボール捌きと突破力で相手を抜き去り宇宙トップレベルの強烈かつセンス抜群のシュートによりゴールを決める。前線でボールを受けたモルミルス選手は誰にも止められないだろう。

・カイカムリ
【生体解説】浅い海の岩場に広く生息する大型のカニの仲間。後ろ足の鉤爪で貝殻やカイメン、サンゴのかけらなどを背負っている事が多いためその名が付けられました。カニの仲間ですが横歩きではなく前後に歩いて移動します。
【選手説明】チームUWSの守護神カイカムリ選手。恵まれた体格を生かし、神のハサミのスーパーセーブでチームのピンチを数多く救ってきた。広い視野でチーム全体を見渡し的確な指示で選手を動かし試合をコントロールする役割も担っている。

・オトメベラ
【生体解説】浅く暖かいサンゴ礁や岩礁域に生息するベラの仲間です。メスからオスへ性転換する魚として知られており、尾鰭の黄色い模様が三日月のように見えることから英名で「Moon wrasse」と呼ばれています。
【選手説明】軽く素早い身のこなしと独特のテンポで相手を翻弄する。ポジションは攻撃的ミッドフィルダー。チームトップレベルのドリブルスピードを生かし中盤から一気に前線までボールを運び予測不能のシュートやパスで数多くのチャンスを生み出す。モルミルスと同じく今大会期待のストライカーだ。

・ニホンウナギ
【生体解説】日本や東アジアなどの川の中流から河口域に広く生息していて、成魚は最大手間1.2m程まで成長します。昼間は砂の中や岩影に身を潜め夜になると餌を求めて活動します。エラの他にも皮膚でも呼吸ができるため、体が濡れていれば陸地の絶壁でも体をくねらせのぼることができ「うなぎのぼり」という言葉の語源になったと言われています。
【選手説明】ポジションはディフェンダー。リーチを生かしたパワフルなディフェンスが得意で素早い相手にも巻きつくようにプレスをかけてボールを奪う。ディフェンダーでありながらチャンスの時は前線に上がりロングシュートやヘディングでゴールを決めてきた。攻守ともに目が離せない選手だ。

・アカモンガラ
【生体解説】インド洋や西太平洋などの熱帯地域に生息しているモンガラカワハギの仲間です。上顎に2本の赤く鋭い歯を持っており口を閉じた状態でも見えています。アカモンガラのアカこの歯が由来でつけられました。
【選手説明】フィジカルを生かしたプレーと精度の高いパスを武器に戦う守備的ミッドフィルダー。パンダウナギ、オトメベラと連携してパスを繋ぎボールを前線のモルミルスまで届ける。大会では名アシストが見られることに乞うご期待。

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